「いつも大事に持っているはずなのに鍵を無くしてしまった」という経験がある人もいるのではないでしょうか。鍵といえば、居室内に入るために必要不可欠なものであることはさることながら、防犯上の観点からも重要なことはいうまでもありません。そんな事態に遭遇した場合、ついつい慌ててしまいがちですが、管理会社への連絡を忘れないようにしましょう。
速やかな対応を！鍵の紛失時
賃貸マンションや賃貸アパートを借りたことがある人ならわかるはずですが、日常生活を送る上で最も大切なものの一つとなるのが鍵の存在です。先進国と呼ばれる国の中でもトップクラスの治安の良さを誇る日本においても、出かける際に鍵をかけることは当たり前の時代を迎えました。そんな大切な鍵を何らかの不注意で無くしてしまった場合、速やかに対処しなければならないことがあります。万一、鍵の紛失した状態を放置することになれば、空き巣や泥坊などの被害に見舞われてしまうリスクが高まることになるでしょう。そんな事態を回避するためにも、即座に対応することが重要です。
警察に紛失届けを！
鍵を無くしてしまった場合、「あそこに落としたのではないか」などと直ぐに鍵が見つかるケースは別として、そうでなければ最寄りの警察や交番に届け出るようにしましょう。もちろん、鍵を無くした本人に責任があることは事実ですが、警察や交番に相談すれば、一通りの手続きをとってくれることはいうまでもありません。「紛失届け」を記入しておくことで、誰かが見つけて届け出てきた場合、連絡をもらうことができます。そして同時に、管理会社にも申し出ることが大事です。個別の契約によって異なりますが、無くしてしまった鍵の交換手続きなどに関しての助言をもらえるはずです。
念には念を！最悪の事態を想定して万全な対応を
基本的には管理会社の指示に従って、鍵の交換などをすることになりますが、その費用負担を免れることはできません。どんなに安く見積もったとしても、1万円以上の出費は覚悟しなければなりません。しかしながら、管理会社と交わした契約事項の中に、鍵の紛失時の保険適用などのケースもありますので、必ず管理会社に問い合わせるようにしましょう。「無くした鍵が数日後に手元に戻ってくる」という場合もあるかもしれませんが、念の為に鍵を交換しておいた方が無難です。可能性は少なくても、鍵が複製されて空き巣や住居侵入などの被害に遭う事態を避けるためです。
日頃から心掛けたい！緊急時の対応
小さいながらも、大切な鍵は無くさないように管理することが大事です。しかしながら、無くしてしまった場合には、早急且つ適切に対処することが求められます。真っ先にしなければならないのが、警察と管理会社への連絡です。そして、以降の暮らしの安全性を担保するためには、鍵を新しいものに交換することが必要です。